異常気象

九州は数十年ぶりの大雪で生活に必要なものがマヒしてしまい大変な二日間でした。

日曜日の朝、起きてみたら一面銀世界でした。

このような雪景色は毎年、一冬で一、二回はある事なので大した事もなく昼過ぎには

雪も解けて普段の生活に戻るのですが、さすがに天気予報通り今回は様子が違いました。

朝、洗顔をするのに水道をひねったら水は出るけど、お湯が出ないのです。

洗面所に井戸水も引いているので、仕方なく井戸水で洗顔をしました。

井戸水は冬は温かく夏は冷たいのです。

そして、昼頃には、お湯も出るだろうと思っていましたが、結局一日中お湯が出ず

入浴が出来ないまま休みましたが雪は一晩中降り続けました。

そして月曜日の朝になっても、お湯は出ないままですが、雪は降り続けており、今日は

福岡教室ですが自宅の前の道路は雪が降り積もったままで車が一台も通らないので

車を出せず仕方なく近くのJRの駅まで20分ほど歩いて電車で教室に向かいました。

駅についたら長靴の中の指先は凍りつくようでした。

68年生きておりますが、こんな雪国みたいな生活は初めてです。

教室から帰ってきて、お湯が出ていたのでほっとして冷えた体を温める事が出来ました。

奄美大島では115年ぶりに雪が降り沖縄では観測史上初めて、あられが降り地元の

人たちが感動していました。

今週は、うってかわって4月初めの気温になるそうで、このように目まぐるしく

変わる気象に違和感を感じます。

何かが昔と違います。

この異常気象は地球温暖化によるものだそうですが、我々はこれから先の方が

短いけど子供たちや孫たちの事を思うとき複雑な思いを抱くのは私だけでしょうか?

そんな事を考えさせられた二日間でした。

 

生き方

 

私の友人が昨年から白血病で闘病生活を続けていましたが、残念ながら

他界しましたと親族から連絡がきました。

私と同じ年齢です。

白血病は血液のがんと言われますが発病の原因は分かりません。

彼は数年前からダイエットを実践しており徐々に体重が落ちました。

食事も制限し健康を目的として日々熱心に実践していましたが

昨年、健康診断で医師から思わぬ宣告を受けてしまいました。

その後入院して、あらゆる治療を受けていましたが、とうとう帰らぬ人と

なってしまいました。

病気が分かってから毎日、復帰を願い祈っていましたが残念でなりません。

今まで、このようなケースをたくさん目のあたりにしてきました。

5年ほど前の事です。

教室に若い医師が来ていましたが、ある時甲状腺がんが見つかりこれから1年間

化学療法をいたしますと、母親と一緒に私のところに挨拶にきました。

その時、ああこれで彼も終わったなあと思いました。

それから、9ヶ月後、教室の皆さんと宮古島に行ってるときに彼から電話が

かかってきました。

電話の向こうで号泣していました。

9ヶ月間の化学療法の結果、自分が勤務している総合病院から、最後通告を受け

東京の国立がんセンターで骨髄移植を勧められましたが、これもがんセンターから

断られ、なすすべもなく私のところに電話をかけてきたのです。

以前から宮古島に行きたかったので、今からでも転地療法をしたいと泣きながら

訴えていましたが残念ながら、すでに体が衰弱して思うようにならず、それから毎晩

彼からの電話を聞き励まし続けましたが、ひと月後に、とうとう旅立ちました。

死ぬのが怖いですと泣きながら訴え続けていた彼の言葉が今でも耳に残っています。

享年27歳でした。

あまりに早すぎる旅立ちです。

このような事例をたくさん、この目にして思う事ですが、人はガンを宣告されたら死ぬと

分かっていても、いちるの望みを託して西洋医学の治療を受け入れます。

胃がんや大腸がんのように腫瘍の部位を切除できるものは別ですが、手術の出来ない

白血病やすい臓ガンや悪性リンパ腫などの場合、医師は余命何ヶ月ですと死を宣告します。

つまり治るとは言わないのです。

しかし、死を宣告されても西洋医学の治療を受け宣告通り死を迎えるのです。

医師から治りませんと余命を宣告されても病院で抗がん剤の治療を受け副作用に

苦しみ、ベットで辛い思いをしながら死を迎えるのです。

死を宣告された者の気持ちは、わかるはずないと言われそうですが

このような事例をたくさん見てきた結果判断の参考になるのかもしれないと

思いあえて述べました。

この若い医師の場合インターンを経て勤務医となり毎日の激務で身も心も

疲弊していたと嘆いていました。

がんの原因は定かではありませんが、なんとなく思うのは自然に反する生き方を

選択していると思わぬ落とし穴が待っているような気がします。

私の生き方は常に自然体です。

つまり、食べ物に関しても何でも、肉でも野菜でも、まんべんなく食べ偏食を

しません。

もちろん、食べ過ぎ飲みすぎは致しませんし基本は腹八分で満腹状態にはしません。

適度な運動、適度な食事をし、すべてを自然に任せます。

もちろん、だからと言って絶対にがんにならないという保証はありません。

ベジタリアンとか、自然食にこだわり、肉などは一切食べないという人がいますが

いろんな意味で偏ると生き方、思考までが偏ってしまうような気がします。

特に高齢になると栄養のバランスとカルシウムやたんぱく質などの栄養を摂取する

事の重要性が求められるような気がします。

テレビでも有名な104歳の現役医師が週に何回かはステーキを食べ、1日の摂取カロリーは

1300キロカロリーとテレビで言っておられましたし、高齢者で元気な人は皆さん肉を食べて

おられる方が多いようです。

もちろん、皆さんがそうではないとは思いますが、私も納得しています。

もちろん、肉は一切食べないという人たちを、批判するつもりなど毛頭ありませんし

選択は個人の自由ですから、自分が正しいと思った人生を選べばいいのです。

私は自然という生き方が好きですから、食事は、肉でも野菜でもまんべんなく食べるし

日々の生き方も常に自然体という人生を選択しています。

今日は毎日の食事や日々の生き方を考えてみました。

ごあいさつ!

あけましておめでとうございます。

昨夜、遅く京都に入りました。

昨年も自宅のPCがネットにつなぐ事が出来ず、今日久々に事務所の

PCで書き込みをしています。

12月の教室でも感動の出来事があり、その後の経過も感動致しました。

今日は名古屋教室、明日から東京教室です。

その感動とどうやれば、そんな結果を出せるのか、教室で詳しく

お伝えしたいと思っています。

あらためて今年もよろしくお願い致します。

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