100年後

毎日暑い日が続いていますが皆さんお元気でお過ごしでしょうか。

昨日も友人と話をしましたが私が子供の頃はクーラーなどなく

扇風機で涼をとっていて、それで十分暑さをしのげていました。

しかしここ数年の暑さは扇風機をかけるとなまぬるい風がきて

あまり心地よくありません。

後2年後に東京オリンピックが開催されるとテレビで盛り上がって

いますが2年後の暑さはもっと厳しいものになると思います。

この暑さ、さてどうなるのでしょうか?

 

一昨日の福岡教室で特選会にきた難病の中学生の、その後の

経過報告がありました。

ギランバレーという難病で走れなくなっていましたが現在は普通に

走る事が出来練習も今までどおり続けているとの事でした。

ギランバレーといえば昔女優の大原麗子さんがこの病気で亡くなりました。

 

顔に針を打ち小顔にするという鍼灸院の予約が1年待ちという盛況ぶりが

先日テレビで流れていましたが私が40年の間に助けてきた難病は

数え切れません。

しかし、この体験談や自分の目で見た事を人に伝えても全く信じて

もらえず最後は口をつぐんでしまうと今までたくさんの人から聞いてきました。

ですから今私がやっている事は100年早かったと思っています。

しかし、それでもこの気の存在は後世に伝えなければなりません。

この暑い中そんな事を考えていました。

 

京都の祇園祭も猛暑で大変そうでした。

 

AI(人工知能)

8日に福岡教室の特選会を実施致しました。

今回は教材として中学3年の男子がきました。

学校ではバスケットをやっているそうですが3ヶ月前から急に

走る事が出来なくなり病院で検査をしたところギランバレーという

診断が下されました。

これは難病で最後は歩く事も出来なくなります。

特選会のメンバーで中学校の先生が連れて来られました。

 

いつものように気を送ったところダッシュが出来るようになりました。

どのように気を送ったか今月の教室で詳しく説明をしたいと思っています。

 

先日NHKのテレビでAI(人工知能)の特集をやっていました。

2020年までに飛躍的に進歩するという内容でした。

例えば先述の難病などAIが診断をすれば誤診などなくなり

医師はAIの診断の結果を患者に告げるだけになってしまうというものでした。

又、製造業などは、ほとんどAIが人間にとって代わり人間の仕事は

なくなってしまうそうです。

AIが1台導入される事で100人の人間がいらなくなってしまうそうですが

問題は100人の人が払っていた所得税はどこから徴収するのかという事だそうです。

そしてAIの導入で世界の1パーセントの人の所に富が集まり99パーセントの

人が貧困に苦しむという事でした。

我々高齢者は良い時代に生まれて来たものだと思いましたが

これからの若い人たちの世界はどうなっていくのか見守るしかありません。

 

人間の仕事がAIにとってかわる時代がすぐ目の前に来ていますが

いかに高性能のAIでも気を出すことは不可能であろうと思っています。

少なくとも私が生きている間はAIの気を体感する事はないだろうと

そんな事を思いながら特集を見ていました。

又はありません。

前回、命について述べました。

いつかは、くるお迎え。

それを知る人はいません。

今日なのか明日なのか。

しかし生きていれば必ず最後の時がやってきます。

『今を生きる』

 

以前、人間にも四季があると述べました。

10代は春です。

春の山野草にはアクがあり食する前にあく抜きをしなければなりません。

青春時代のニキビと同じです。

20代から30代は夏です。

エネルギーに満ち溢れ、食物では最高の食べごろです。

そして40代から50代は秋です。

そろそろ盛りも過ぎ秋風が身に沁みるようになってきて

若き日のエネルギーにも陰りが見え始めます。

その昔、織田信長が人生50年という言葉を残しています。

この年齢でプロのアスリートは、ほとんどいません。

そして60代以降からは冬の季節に入っていきます。

寒さを耐えながら人生の終末を迎えるのです。

 

私も自分自身を振り返ってみて旬の時期がありました。

後は惰力で終末を迎えなければいけません。

 

今日、古くからの友人で温泉ホテルのオーナー夫妻を訪ねてみました。

友人は私と同じ年ですが3年前に社長の座を息子に譲り現在は病気療養中で

ホテルにはいませんでした。

女将は足が悪く部屋から出る事が出来なくて電話で話をしましたが

顔を見れないのが残念だと悔しがっていました。

身体に気をつけるようにと言い残してホテルを後にしましたが

帰る道すがら今までの思い出が走馬灯のように頭の中を駆け巡り

もう会う事もないだろうなあと心の中に冷たい風が吹き抜ける気がしました。

 

人は別れ際に決まって、じゃあ又!

と言います。

しかし、又というのはありません。

 

『一期一会』

 

今日を、そして今を大切にしたいものです。

 

最近『運』という事について考えるようになりました。

飯塚出身の某大臣は炭坑王の孫に生まれ何不自由のない幼少年期を

過ごし若くして国会議員になり総理まで登りつめました。

同じ飯塚に生まれ何不自由ばかりの幼少年期を過ごした私と何が

違うんだろうかといつも思います。

つまり、これが『運』という事なんだろうなあと思っています。

 

人間は生まれたときに、その人が背負えるだけの運が用意されており

文句を言わず不平不満を言わず最後の時まで全うしなければなりません。

 

教室の内容も日進月歩、日々変化を遂げています。

今まで相手に気を送る時は消防の放水銃のように気を送ると

言ってきましたが今は大きな気の玉を相手の頭の中にドーンと入れると

仮死状態のようになり覚醒したときは体が大きく変化しているという事に

気がつきました。

つまり体が生まれ変わったような感じになるそうです。

そして仮死状態の時には、どこか遠くに行っているような気がすると

皆さん口を揃えて同じ感想を述べます。

 

今月はもっと進化した講義を行います。

 

何だか海を見たくなって行ってきました。

平日でしたが夏の海なのに人っ子一人いませんでした。

ここにも過疎化が進んでるのかなあと思いました。

 

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